白雪の美容日記

科学的な観点から美容について考えたり考えなかったりします。

洗顔料の洗浄力レビュー(独断)

前回の記事で、洗顔料はものにより洗浄力の差が大きいと言ったわけですが、私が今まで使ったことのある洗顔料・石鹸の洗浄力についてレビューしていきたいと思います。

(全て私個人の感想になります。体質・肌質、感じ方には個人差があることを前提として、お読みください)

 

カウブランド 無添加うるおい洗顔

洗浄力★☆☆☆☆

今まで私が使ってきた洗顔の中ではトップレベルに優しい洗顔。成分も比較的シンプルなので、乾燥肌・敏感肌の方にはとてもオススメです。

 

ロゼット 洗顔パスタ 海泥スムース

洗浄力★★★★★

毛穴詰まりが解消されると話題の洗顔。毛穴詰まりには確かに効きそうですが、洗浄力が極めて高く、乾燥肌の方には向かないのでは……という感想です。

 

スキンライフ 薬用洗顔フォーム

洗浄力★★★☆☆

殺菌能力が高い割に洗浄力が高すぎない。乾燥肌かつニキビに悩んでいる方には比較的オススメの商品です。

 

ビオレ スキンケア洗顔料 モイスチャー

洗浄力 ★★★★★

モイスチャーとは一体何なのか。私が今まで使用した洗顔料の中でダントツで乾燥し、唯一つっぱりを感じた洗顔料です。おそらく、私には洗浄力が強すぎたのだと思われます。限りない洗浄力を求める方にはオススメ。

 

ビオレ スキンケア洗顔料 リッチモイスチャー

洗浄力★★★★★

リッチモイスチャーとは一体何なのか。私が今まで使用した洗顔料の中で2番目に乾燥した洗顔料です。

 

メンソレータム アクネス ニキビ予防薬用クリーム洗顔

洗浄力★★★★☆

ニキビ予防用洗顔料ですが、私には上記のスキンライフの方がニキビ対策として有用でした。体質によると思いますが、アクネスでダメだった方はぜひスキンライフを一度試してみてください。

 

arau.(アラウ) 石鹸洗顔フォーム

洗浄力★★★☆☆

同じブランドの洗濯洗剤が存在します。洗浄力が高い割に、乾燥しすぎないので、悪くない使い心地かと思います。

 

ボタニカルフォース うるおいクリーム洗顔

洗浄力★★★☆☆

植物のスパイシーな香りがします。柔らかなテクスチャーのクリームで、手から滑り落ちやすいです。

 

雪肌粋 ホワイト洗顔クリーム

洗浄力★★☆☆☆

雪肌精の妹ブランドの商品。セブンイレブンで購入できます。これを使って特に白くなったという感想は抱いていませんが、ごく普通の使い心地でコスパは悪くなさそうです。

 

イプサ クレンジング マリンケイク

洗浄力★★★☆☆

泡立てるのが難しいです。さっぱりとした使い心地でしたが、乾燥はしませんでした。

 

カウブランド 牛乳石鹸 赤箱

洗浄力★★☆☆☆

固形石鹸としてはマイルドな使い心地。保湿成分が多めに入っているのだろうと思います。スッキリタイプの青箱もあるので、スッキリとした使い心地を求める方はそちらもどうぞ。

 

井田コーポレーションは洗顔料と石鹸の区別をしているのだろうか?

前回の記事を見ていただけば分かると思いますが、洗顔落ちのコスメには、

セザンヌ、CANMAKE、sweets-sweetsが数多く並んでいます。……というか、その三つのコスメブランドの商品しか並んでいません。

 

実はこの3つのコスメブランド、全て同じ井田グループが出しているブランドなんです。

セザンヌは株式会社セザンヌ化粧品から、キャンメイクは株式会社井田ラボラトリーズから、スウィーツスウィーツは株式会社シャンティから発売されていますが、どれも井田グループ傘下の企業です。

 

他にも、ヘアミストで有名なフィアンセは井田ラボラトリーズ、スポンジやパフで有名なロージーローザと、ネイルで有名なDucatoは株式会社シャンティのブランドです。

 

プチプラかつ高品質なメイクアップ用品のブランドは、ほぼ全て井田コーポレーションの商品であると言っても過言ではないくらい、井田コーポレーションが化粧品業界に占める役割は大きいわけですが……

 

井田コーポレーションは、洗顔料と石鹸を区別しているのでしょうか?

 

プチプラなのに洗顔料落ちとの表記の商品が多くて、私はいつも大助かりなわけですが、洗顔料落ちという表記を井田コーポレーション以外のブランドでは滅多に見ないわけです。

 

石鹸は純石鹸であれば、どんな商品でもある程度の洗浄力が担保されていますが、洗顔料は商品によって、洗浄成分以外の要素の含まれる量がかなり違いますから、商品次第で洗浄力の差が大きいのです。

 

そこで、井田コーポレーションのブランドの「洗顔料で落ちる」というのは、どのような洗顔料を使ったときのことを想定しているのだろう……と思うわけです。

そして、「もしや、石鹸と洗顔料を区別していないだけなのかも……!?」とまで、思ってしまったわけです。

(石鹸も洗顔料も同じじゃないの?と思った方は、石鹸落ちと洗顔料落ちは別物を参照してください)

 

以上、洗顔料落ちコスメは洗顔料で本当に落とせるのかという不安の回でした。

お湯落ち、洗顔料落ち、石鹸落ちのコスメ

今回は、私が街で見かけた主要な専用クレンジング不要のコスメをまとめていきたいと思います。

 

お湯落ちコスメ

フィルムマスカラ(セザンヌ / エアリーカールマスカラ、クリニーク / ラッシュ パワー マスカラ ロング ウェアリング フォーミュラ、デジャビュ / ファイバーウィッグ ウルトラロングFなど)

リキッドアイライナー(msh / ラブライナー、UZU BY FLOWFUSHI / アイオープニングライナー、CANMAKE / ラスティングリキッドアイライナー)

眉マスカラ(CANMAKE / カラーチェンジアイブロウ)

アイブロウ(CANMAKE / アイブロウティントジェリー)

BBクリーム(ヌーディクチュール / ミネラルBBクリーミィジュレ)

CCクリーム(ヌーディクチュール / ミネラルCCクリーム)

DDクリーム(ヌーディクチュール / ミネラルDDクリーム)

フェイスパウダー(ヌーディクチュール / CCミネラルパウダー)

 

洗顔落ちコスメ

化粧下地(CANMAKE / マーメイドスキンジェルUV、CANMAKE / シークレットビューティーベース)

ファンデーション(CANMAKE / マシュマロフィニッシュファンデーション)

フェイスパウダー(sweets-sweets / マシュマロクリアパクト、CANMAKE / マシュマロフィニッシュパウダー、CANMAKE / トランスペアレントフィニッシュパウダー、セザンヌ / UVクリアフェイスパウダー、セザンヌ / UVシルクフェイスパウダー)

BB(セザンヌ / BBクリーム、セザンヌ / エッセンスBBパクト)

ハイライト(sweets-sweets / プレミアムショコラハイライター、sweets-sweets / エフェクトリキッドハイライター)

シェーディング(sweets-sweets / プレミアムショコラシェーディング)

チーク(sweets-sweets / プレミアムショコラチークス、sweets-sweets / ベルベットスフレチーク、sweets-sweets / クッションティントチーク)

アイシャドウ類(sweets-sweets / スパークリングアイグロスsweets-sweets / スパークリングアイコート)

 

石鹸落ちコスメ

ペンシルアイライナー(AQUA・AQUA / オーガニックアイペンシル)

 

すみません……。作業が大変すぎて力尽きましたorz

(そして、井田コーポレーションの回し者かというレベルで井田コーポレーションの商品ばかり並べてしまった……。)

需要があるようなら、また追記します。

脱クレンジングは善か悪か

女優の安達祐実さんが石鹸落ちのメイクをしていることなどから、クレンジング不要論が少し前に有名になりました。

そこで、クレンジング不要論について、私の考えを述べていきたいと思います。

 

結論からいうと、「合う合わないは人それぞれだろうが、乾燥肌で金属アレルギーなどのアレルギーがなく、薄いメイクが好きな人は脱クレンジングに挑戦してみる価値があるのでは?」と考えています。

 

脂性肌、混合肌、乾燥肌でいうと、脱クレンジングが合いやすいのは断然、乾燥肌の方だと思います。

クレンジングやその後の二度洗いをやめれば、間違いなく乾燥は減ると思われます。しかし、脂性肌の方が脱クレンジングをすると、落とすべき皮脂が落とせず、毛穴詰まりの原因になる可能性があるのではと思います。

要は、合う合わないは、皮脂の量のバランスの問題だろうと、考えたわけです。

 

次に、敏感肌とそうでない丈夫な肌の場合、石鹸落ちメイクがより合うのは丈夫な肌の方だろうと思います。

石鹸落ちコスメには、いわゆるケミカルコスメも多くありますが、大半は、ミネラルコスメと呼ばれるコスメだと思います。

ミネラルコスメは低刺激であるとよく言われますが、金属アレルギーの方にはミネラルコスメは向いていませんし、そういったアレルギーなどがない丈夫な肌の方に、脱クレンジングは向いていると思います。

 

そして、濃いメイクを好む方と薄いメイクを好む方であれば、薄いメイクを好む方の方が脱クレンジングに向いていると思います。

ミネラルコスメは崩れやすいという点と、たとえミネラルコスメを使っても、濃いメイクは石鹸では落としにくいということからです。

濃いメイクを落とすために石鹸洗顔を2度行うのでは、脱クレンジングの「摩擦の生じる回数が減る」「乾燥を避けることができる」という利点が失われてしまいます。

 

 

当たり前のことしか書いていないと、がっかりされたでしょうか……?笑

 

万人に合う方法があればいいんですけどね…美容って難しいですね……。私にも美容の正解なんて当然、わからないので……。

これに懲りず、また記事を見ていただけたら、と思います。

 

 

以上、クレンジング不要論についてでした。

 

石鹸落ちと洗顔料落ちは別物

MiMCやエトヴォスなど、石鹸落ちコスメ、中でもミネラルコスメが好きな方は数多くいらっしゃるのではないでしょうか。

人それぞれ、様々な思いを抱えてミネラルコスメに辿り着く方が多いと思います。極度の乾燥肌なのでクレンジングをしたくないとか、家事に育児に大忙しでクレンジングをしている時間なんてないとか……。

 

今回は、ミネラルコスメを使うときに注意してほしいことのお話です。

 

まず、ミネラルコスメやオーガニックコスメと呼ばれるコスメの中でも、メーカーがクレンジングを推奨しているアイテムがある場合もあります。

 

たとえば、ナチュラグラッセは、公式サイトにて、アイシャドウ、チーク、リップ等の商品についてはクレンジング使用を推奨しています。成分を見る限り、石鹸でも落ちそうな構成だと私は思いましたが、公式のおすすめに従った方が安全には違いありません。

石鹸落ちの商品が欲しい場合、購入の際は、公式HPを確認するなど、注意をしておくべきでしょう。

 

また、こんな経験はございませんか?

「石鹸落ちって書いてたのに、洗顔フォームで洗っても残ってるんだけど。どうして?」

これは、タイトルにもある通り、石鹸と洗顔フォームは別物だからです。

石鹸は洗浄力が高いですが、洗顔フォームは石鹸に保湿剤などを加え、石鹸と比較して低刺激でマイルドな構成になっています。

 

よって、石鹸落ち=洗顔フォームでも落ちる、とは限りません!!

 

もちろん、石鹸落ちとの記載があるものの中には、洗顔フォームで落ちるものもあるとは思いますが、公式サイトにて確認するなどした方が安全かと思います。

 

以上、ミネラルコスメを購入する際に注意したい事柄でした。

精製、未精製、どっちがいい?

前回の記事でホホバオイルをオススメしましたが、精製オイルと未精製オイル、どちらがいいの?と思った方がいらっしゃるかもしれません。

精製、未精製って何?と思っている方もいらっしゃるかも知れません。

まず、それぞれの説明からします。ホホバオイル以外のオイルにも当てはまる話なので、オイルに興味がある方はぜひ、読んでみてください。

 

精製オイルは無色透明であることが多い。酸化しにくく長期保存にも向いている。アレルゲンにもなりにくい。

未精製オイルは黄色い液体であることが多い(色が濃い)。香りが強い。より栄養価が高い。

 

大雑把にまとめると、オイルのいいところも悪いところも少ないのが精製オイル。オイルならではのいいところも悪いところもそのまま活かしてあるのが未精製オイルです。

イメージとしては、精製はいいところが10悪いところが1とすれば、未精製はいいところが100悪いところが10という感じです。

 

精製オイルの方が、敏感肌の方に向いており、美容のためにオイルを少量取り入れてみたい方、オイルの匂いや使い心地に慣れていない初心者さんなど、安価に済ませたい方、オイルを店舗で買いたい方(無印良品でも販売されています)などに向いていて、

未精製オイルは短い期間でたくさん使い切れる方、アレルギーの心配がない方、より美容成分を多く取り入れたい方、ネットでオイルの注文ができる方に向いていると思います。

 

ホホバオイルはオイルの中でも特にデメリットの少ないオイルですので、敏感肌でなく、多少お高いのが気にならない方でしたら、未精製のゴールデンホホバと書かれた製品を私はお勧めします。

 

以上、精製オイルと未精製オイルのお話でした。

オイリー肌にこそオイル!? ホホバオイルの勧め

最近、暑いですね。

大半の方にとって、これからは皮脂の過剰分泌による化粧崩れや、ニキビの発生が気になってくる頃です。

皆さま、この季節は皮脂テカリ防止下地を利用するなど、工夫をされていることと思います。

 

それでも、工夫しても工夫しても、顔面が油田のようで、皮脂が出てきて仕方ないという方も、数多くいらっしゃると思います。

 

そこで提案させていただきたいのが、化粧の前にオイルを使うという方法です!

 

オイルなんて塗ったらよりベタベタになるんじゃないの?ニキビができたり、悪化したりするんじゃないの?と思った方もいらっしゃるでしょう。

ここで、今までの人生を振り返ってみてもらいたいのですが、あぶらとり紙を使ったら、よりたくさん皮脂が出てきてベタベタになってしまったという経験はございませんか?

 

そんな経験ないわ!という方は、今回はすみません……。お役に立てそうもないので、読み飛ばしていただいて結構です……。

 

たしかに、よりベタベタになってしまった!どうしてだろう?という方。いらっしゃいますでしょうか。

皮脂を取りすぎると、もっと出さないと!とお肌が判断し、より多くの皮脂が分泌されるということがあります。

皮脂自体は本来悪いものではなく、多すぎず、少なすぎず、いいバランスを保つべきものなのです。

 

そこで、そのバランスを保つためにおススメしたいのが、ホホバオイルです。

 

・ホホバオイルは酸化しにくく、油焼けしにくいオイルである!

・日焼け防止機能もある!!

アクネ菌の餌になりにくい油脂なので、ニキビの心配も少ない!!!

・人の皮脂に似ており、皮脂のバランスを整えてくれる!!!!

 

ホホバオイルの代表的な機能を一部列挙してみました。夏にぴったりなアイテムだと思いませんか!?

 

ホホバオイルは、油焼けやニキビの恐れなど、油と聞いた時に心配な事柄を、全てクリアしてくれるオイルです。

 

ただ……一つ、ホホバオイルのデメリットをあげるとするならば、ホホバオイルにアレルギーを持つ人には合わないということ。

スギ花粉など植物アレルギーを持つ人はホホバオイルにもアレルギーを持つ確率が高いそうです。

ホホバオイルにアレルギーがないか心配な方は、無印良品にはホホバオイルが売られており、ホホバオイルのテスターを置いてある店舗があるので、テスターで試してみるのもいいと思います。

 

ホホバオイルはオイル初心者の方も取り入れやすい、万能オイルです。もちろん、人によって合う合わないはあると思うので、万人に効くとは限りませんが、試してみる価値はあると思います。

 

以上、ホホバオイルの勧めでした。